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TANE KOYOMI ── 20278月 葉月はづき

立秋 8月8日 処暑 8月23日 | 夏の土用 1日〜7日 | 新月 2日・満月 17日

葉月=木々の葉が落ちる月(葉落ち月 はおちづき)旧暦の月の呼び名。由来は諸説あるうちの代表的なもの※8。旧暦の名なので、いまの季節とは1〜2か月ずれる

茄子・胡瓜・トマトの絵

暦の印は、昔の人が日に付けた「目印」。
どう読まれてきたかを並べてある。その日に何をするかは、自分で決める。

升目の薄い字は「いまどの節気か」。ベージュの日は土用。右の小さな月は、その日の月の形と月齢(新月から何日目か)。点線の下は七十二候(節気を5日ずつ3つに分けた季節の言葉。その候のはじめの日に出る)。時刻は日本時間なので、カリフォルニアでは新月・満月が前の日の夜になることがある。

日
月
火
水
木
金
土
1日旧6/29
大暑・土用
仏滅壬子28.0
2月旧7/1
大暑・土用
先勝癸丑29.0
新月
大雨時行たいうときどきにふる
3火旧7/2
大暑・土用
友引甲寅0.7
寅の日
4水旧7/3
大暑・土用
先負乙卯1.7
間日不成就日
5木旧7/4
大暑・土用
仏滅丙辰2.7
間日
6金旧7/5
大暑・土用
大安丁巳3.7
巳の日
7土旧7/6
大暑
赤口戊午4.7
土用明け一粒万倍日
変わり目の葉の絵
8日旧7/7
立秋
先勝己未5.7
立秋一粒万倍日
涼風至すづかぜいたる
9月旧7/8
立秋
友引庚申6.7
上弦
10火旧7/9
立秋
先負辛酉7.7
11水旧7/10
立秋
仏滅壬戌8.7
山の日
12木旧7/11
立秋
大安癸亥9.7
不成就日
13金旧7/12
立秋
赤口甲子10.7
一粒万倍日
寒蝉鳴ひぐらしなく
14土旧7/13
立秋
先勝乙丑11.7
15日旧7/14
立秋
友引丙寅12.7
寅の日
16月旧7/15
立秋
先負丁卯13.7
17火旧7/16
立秋
仏滅戊辰14.7
満月
月の絵
18水旧7/17
立秋
大安己巳15.7
巳の日
蒙霧升降ふかききりまとう
19木旧7/18
立秋
赤口庚午16.7
20金旧7/19
立秋
先勝辛未17.7
一粒万倍日不成就日
21土旧7/20
立秋
友引壬申18.7
22日旧7/21
立秋
先負癸酉19.7
23月旧7/22
処暑
仏滅甲戌20.7
処暑
綿柎開わたのはなしべひらく
24火旧7/23
処暑
大安乙亥21.7
25水旧7/24
処暑
赤口丙子22.7
下弦一粒万倍日
26木旧7/25
処暑
先勝丁丑23.7
27金旧7/26
処暑
友引戊寅24.7
寅の日
28土旧7/27
処暑
先負己卯25.7
不成就日
天地始粛てんちはじめてさむし
29日旧7/28
処暑
仏滅庚辰26.7
30月旧7/29
処暑
大安辛巳27.7
巳の日
31火旧7/30
処暑
赤口壬午28.7

この月の印 ── どう読まれてきたか

印昔からの読み方決め方・由来種類/確かさ
節気二十四節気。太陽の位置で1年を24に分けた目盛り。升目の薄い字は、その日がどの節気の中かを示す太陽の黄経が15°ごとになる日。国立天文台が毎年計算して発表する※1科学A
七十二候節気を3つに分けた5日ほどの季節の言葉。「2日 大雨時行(たいうときどきにふる)」のように、自然に起きることの名前黄経5°ごと。言葉は明治7年の略本暦のもの※7。この月:2日 大雨時行(たいうときどきにふる)/8日 涼風至(すづかぜいたる)/13日 寒蝉鳴(ひぐらしなく)/18日 蒙霧升降(ふかききりまとう)/23日 綿柎開(わたのはなしべひらく)/28日 天地始粛(てんちはじめてさむし)区切り=科学A/言葉=伝統D
葉月(はづき)和風月名(わふうげつめい)。旧暦の月の呼び名。「葉月」は 木々の葉が落ちる月(葉落ち月 はおちづき) ── と読まれてきた由来は諸説あり、ここは国立国会図書館の挙げる代表的な説※8。旧暦の名なので、いまの季節とは1〜2か月ずれる(霜月の霜は、いまの12月ごろ)伝統D
土用・間日土用は季節の前の18日ほど(ベージュの日)。土の神様がいるとして土を動かさず、間日(まび)だけは触ってよい、と言われてきた土用の入りは黄経 27°・117°・207°・297°※1。間日は土用の中の決まった十二支の日(春 巳午酉・夏 卯辰申・秋 未酉亥・冬 寅卯巳)。くわしくは土用のこと暦=科学A/神様の話=伝統D
新月 満月月の満ち欠け。旧暦の1日は新月、15日ごろが満月国立天文台の朔弦望※2。この月:新月 2日・上弦 9日・満月 17日・下弦 25日科学A
大安・赤口・先勝
友引・先負・仏滅
六曜(ろくよう)。大安は「一日よし」、仏滅は「何事も凶」、先勝は「午前よし」、友引は「友を引く」── と読まれてきた旧暦の月と日の数を足して6で割った余りで決まる(1月1日は必ず先勝)。中国の「小六壬」が元とされ、日本では江戸の暦本(1747年ごろ)に今の形。明治の改暦で公の暦からは外されたが、民間の暦に残った※3解釈E
一粒万倍日「一粒の籾が万倍の稲穂になる」。始めごとによい、と読まれてきた節気で区切った月(節月)と、日の十二支で決まる(この月は 子・午・未 の日)。中国の暦には無く、日本の暦注の中でも出どころがはっきりしない印※4解釈E
寅の日 巳の日日の十二支。寅は「千里を行って千里を帰る」、巳は弁財天の使い ── と結びつけて読まれてきた日に順に振られた十二支(12日でひとまわり)。読み方は民間の暦の言い伝え※6解釈E
不成就日「何事も成就しない日」と読まれてきた。一粒万倍日と重なる日もある(20日)旧暦の月と日で決まる。江戸の民間の暦に載り、幕府の暦には無かった※5解釈E
祝日 米の祝日赤は日本の国民の祝日(日の丸の赤)。青はアメリカの連邦の祝日(星条旗の青)。カリフォルニアで暮らす人のために両方日本は内閣府の発表※7。アメリカは連邦の祝日の決まり(月の第何月曜など)から計算決まりA
天赦日「天がすべてを赦す日」。暦では「万よし」と書かれた季節と日の干支で決まり、年に5〜6回。この月には無い※5解釈E

印は「よい日」「悪い日」の答えではない。昔の人が、暮らしの区切りをどう付けてきたかの記録。読んだあと、どの印を自分の暦に残すかは、人それぞれでいい。

出どころ(8)
  1. ※1国立天文台 暦計算室 暦要項 2027年 二十四節気および雑節。節気・雑節の日時はこの式で計算し、暦要項と照らしている(日本時間)
  2. ※2国立天文台 暦計算室 暦要項 2027年 朔弦望。旧暦の月の頭はこの朔から数えた
  3. ※3Wikipedia 六曜(佐藤幸治『文化としての暦』1999、明治5年太政官布告第337号 ほか)
  4. ※4Wikipedia 一粒万倍日(岡田芳朗・阿久根末忠『現代こよみ読み解き事典』1993)。節月ごとの十二支の表はここから。「中国の萬年暦・通書には無い」「出どころの確かでない選日」ともある
  5. ※5Wikipedia 天赦日・不成就日(同『現代こよみ読み解き事典』)
  6. ※6国立国会図書館 電子展示「日本の暦」第三章 暦の中のことば。寅の日・巳の日の読み方は民間の暦の言い伝えで、学術の出どころは見つからなかった
  7. ※7Wikipedia 七十二候の略本暦(日本)の欄(西角井正慶編『年中行事事典』東京堂出版 1958)。祝日は内閣府「国民の祝日について」
  8. ※8国立国会図書館 電子展示「日本の暦」第三章 和風月名。月の名の意味はここから。「由来については諸説ありますが、代表的なものを紹介します」「現在の季節感とは1〜2ヶ月ほどのずれがあります」とある